コンブレタスタチンとバイオパイラシー

先月末にCOP10
(生物多様性条約第10回締約国会議)が
幕を閉じた

世界の国の人々が協力して
この地球の「生物多様性」
すなわち
あらゆる生命が息づく自然環境を守るため
行動ベクトルの方向を定めるというのが
大きな目的だと思われる

が 生物資源の原産国と
これを利用して薬剤に仕上げ
利益を生んでいる国との間で
生物資源の制限や利益還元のあり方で
合意に到らなかったのはご存知の通りだ


まさにその生物資源から
夢の制癌剤として生まれつつある
コンブレタスタチンという物質がある

このコンブレタスタチンは
アフリカの「ブッシュウィロー」と
いう植物から抽出される

まだアメリカで臨床試験中とのことであるが
末期の甲状腺未分化癌患者に
コンブレタスタチンという物質を投与したところ
癌が完治してしまったという

コンブレタスタチンは
腫瘍の中にある細かな血管にだけ働いて
血流(酸素・栄養)を弱め
その結果 腫瘍細胞が死んでどんどん小さくなり
最終的には腫瘍が消失したという
しかも副作用が極めて少ないと
いうから夢の新薬といえるだろう


こうした生物資源の原産国である多くの発展途上国は
生物資源から薬品を作り 利益を得るなら
利益を還元すべきだと訴えるが
今のところ
これを制限する国際ルールはなく
発展途上国からは
生物資源の盗賊行為「バイオパイラシー」と
呼ばれているらしい


20101111亥
またまた記事とは無関係の 
干支人形 亥 75x40h 
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No title

コンブレタスタチン・・・ 癌の特効薬が出来るかもしれないのですね

うちは癌系なのか 祖父も父も癌で無くしてしまっています。

こればかりは気を付けていても避ける事が出来ないと思っていました 

素晴らしい事ですね (^-^) その原材料が発展途上国から・・

なぜか日亜化学の研究員さんの裁判を思い出しました。

No title

学術的な論文ではなくTVの報道なので
どこまで医学的な裏づけが取れているかが
よくわかりませんが
事実としたら夢のような新薬だと思います
ただ 癌種が甲状腺癌と限定されていますが...
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